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Ⅰa抑制とⅠb抑制について

<拮抗筋からの抑制(Ⅰa抑制)>

 拮抗筋を伸張刺激した場合にみられる。拮抗筋の筋紡錘からのⅠa群線維は一つの抑制ニューロンを介して運動ニューロンに接続している。それでこの抑制をⅠa抑制ともいう。

<自己抑制(Ⅰb抑制)>  

 拮抗筋からの抑制に対して協力筋を伸張する場合は通常興奮のみで抑制はみられないが、伸張が強ければやはり抑制が起こる。この場合受容器は腱紡錘である。腱紡錘からのⅠb群線維はやはり一つまたは二つの抑制ニューロンを介して運動ニューロンに接続している。それでこの抑制をⅠb抑制ともいう。急激な伸張のとき強い反射収縮が起こって筋が断裂するおそれがあるのでそれを防いでいる。

何かと臨床応用ができるのでセラピストはおさえておきたいところ。

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